卒業アルバムから校長の写真削除 福岡、覚せい剤容疑で逮捕

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 卒業アルバムから校長の写真削除 福岡、覚せい剤容疑で逮捕

 

【要約】

 校長の松原郁弘容疑者が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された福岡県春日市立大谷小学校は、2013年度の卒業生に配るアルバムから容疑者の写真やメッセージを全て削除することを決めた。松原容疑者の逮捕後、取り扱いを検討した結果「児童への影響が大きい」と判断。

  同小は卒業式などで、同容疑者が二部合唱用に編曲した校歌を歌ってきたが、今後はこの編曲で歌わないことも決めた。

 

【疑問】

 小中学校関連の話題はいつも極端すぎやしないか。

 

【考え・主張】

 覚醒剤を常習していたわけでもなく所持の容疑による逮捕で行うほどの処置ではないと思う。業者にも生徒にも迷惑がかかるし、生徒にも校長との思い出があるはずだ。それを(おそらくPTAからのクレームを緩和させるためであろうが)まるでなかったかのように勝手に編集してしまうのはいかがなものか。

 国が運営する施設がクレームに対して完全に受け身になっている現状はどうにかせねばいけない。理不尽な要求に対しても強気に発言をすると自身の職を失う可能性がある、施設全体の風評にも影響があるからと全てに答えなければいけないというのはどう考えてもおかしい。日本は訴訟国家になるべきではない、何でもかんでも世界基準に考えればいいというものではないと思う。郷に入っては郷に従えという言葉があるようにその地に根付いた文化を守ってもよいのではないだろうか。

 

【その他】

 とくになし。